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バナナ冷凍テスト

🍌バナナの急速冷凍テストを実施しました

 今回の冷凍テストでは、果実類の中でも水分が多く、変色・変質が生じやすいバナナを対象に、-60℃急速冷凍試験を実施しました。
皮を剥いた完熟バナナを用意し、Aslink Freezerにて冷却処理を実施。
その後、断面を観察し自然解凍による状態変化を観察しました

❄️冷凍直後の状態

 バナナは20分凍結させた時点でおおよそ中心部まで凍結が進みました。凍結直後のバナナを観察してみたところ、見た目、色味ともに大きな変化もなく、香りも残っていました。

💧解凍後の状態:食感の保持には限界が…

 その後、自然解凍したところバナナは内部が柔らかく崩れやすい状態に。形崩れはどうしても避けられないことがわかりました。
一方で、味や香りはしっかりと残っており、加熱調理や加工には十分活用可能といえます。

🍨スムージーやお菓子素材としての活用が最適

 結論として、バナナをはじめとする果物類の冷凍は鮮度保持の効果が見られる一方で、完全解凍後の「そのままの食感維持」には限界があるといえます。
そのため、AslinkFreezerにて凍結保存したバナナは:
・ピューレ状にしてスムージーやジュースへ
・冷凍のままカットして製菓素材やアイスの混ぜ込みに
・焼きバナナ、パウンドケーキなど加熱前提の用途に
といった形での利用がおすすめです。

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