サバ急速冷凍テスト
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🐟坊勢島サバの急速冷凍テストを実施しました
兵庫県姫路市・坊勢島で水揚げされる「ぼうぜ鯖」を対象に、Aslink Freezerによる急速冷凍テストを実施しました。
サバは一般的に非常に痛みやすい魚として知られていますが、坊勢島では水揚げ直後の鮮度の高さを活かし、刺身としても地元で親しまれている特別な存在です。
スタッフも現地でその刺身を試食し、あまりの美味しさに感動。
「この味を離島だけでなく、広く届けられないか?」という思いから、テストをお願いさせていただきました。
その日の朝、坊勢島で活け〆した新鮮なサバを頂きました!
❄️-60℃急速冷凍と-25℃冷凍の比較
サバは脂が多く、通常の冷凍(-25℃)では変色や油焼けが起きやすい繊細な魚です。とくに冷凍焼けによって皮目が黄色く変色したり、ドリップが出て旨味が逃げてしまう問題もあります。
今回、Aslink Freezerによる -60℃・45分の急速冷凍と、一般的な -25℃・45分の冷凍とを比較しました。


左が-60℃で急速冷凍したもの、右が-25℃冷凍です。
-60℃の冷凍品は、中心までしっかり凍結し、断面も引き締まってシャープな質感
一方、-25℃では中心部に生の質感が残っており、見た目からも冷凍ムラが確認できました
🍴解凍&実食!


今回は-60℃/-25℃それぞれの温度で冷凍後、同じ-25℃の冷凍庫に1週間程度保管したのちに、解凍し比較してみました。
右の写真では、一つのお皿の上に左側が-25℃、右側は-60℃でそれぞれ冷凍したものを並べています。
並べると見た目の上でも違いがわかると思いますが、-25℃緩慢冷凍の方はやや水気が多く食感も幾分損なわれてしまったのに対し、-60℃急速冷凍の方は身が締まって美味しさが維持されていました!